博報堂エルダービジネス推進室では、50歳以上のエルダー生活者について、常時さまざまな調査・研究を実施しております。このたび、全国の50〜64歳のエルダー2036名を対象に調査した「第5回HOPEサーベイ」の中から団塊世代(56〜58歳458名)に焦点を当て、目前に迫った「60歳以降の人生設計」について調査した結果をまとめましたので、ご報告いたします。
調査によれば、定年後(60歳以降)で不安に思っていることでは、男女ともに「健康」と「経済」が高い数値を示していました。中でも、男性は「生活費・年金(56.9%)」が心配で、女性は「もの忘れ(42.9%)」や「容姿の衰え(32.1%)」を気にする思いが強いようです。
そして、お金を増やす方法としては、「定年後の再就職(24.5%)」よりも、「資産運用(財テク)(44.1%)」を望んでいることがわかりました。
一方、60歳以降の楽しみを挙げてもらったところ、「国内の温泉旅行」や「インターネットの閲覧」、「美しい自然に触れる国内旅行」といった男女共に数値の高い項目がある一方、多少の男女差も見られました。例えば、共通で関心の高い旅行やエンタテインメント関連の他に、女性は「ガーデニング(35.8%)」や「メールのやりとり(34.6%)」を楽しみにしており、男性は「ドライブ(39.0%)」や「投資(28.9%)」に興味を示していることがわかりました。
また、「仕事・プライベート・社会貢献」の3つで60歳以降の人生設計のバランスを尋ね、平均をとったところ、男性は「仕事(34.8%)」、「社会貢献(16.3%)」、「プライベート(48.9%)」、女性は「仕事(24.6%)」、「社会貢献(17.1%)」「プライベート(58.4%)」となりました。男性は今後の人生の51.1%を、女性は41.7%を、仕事や社会貢献を通じて活発に社会と関わることに使いたいと望んでいるようです。 |