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指文字は、指の形で日本語の「あ」〜「ん」までの五十音をあらわすことのできる表現手段である。聴覚障害者が、カタカナや流行語など手話の表現が確定していない語を表現するときに使われる。この指文字、起源をたどると、中世ヨーロッパにまでさかのぼる
(注)。当時、指文字は修道院で使われていた。キリスト教の修道院には厳しい戒律が課せられていて、修道女は沈黙を守らなければならないため、指文字を使用していたそうである。つまり、中世では健聴者のためのコミュニケーション手段だったのだ。
指文字は50通りの指づかいを覚えれば、誰もが音のない世界でなんでもしゃべれるようになる、とても便利な表現手段である。例えば、退屈な授業や会議の時、クラシックコンサートの演奏中などの声をだせない時や、恋人同士の秘密の会話もできるし、電車の扉が閉まってしまってからのシンデレラエクスプレスの会話にも役立つのである。簡単に覚えられて、静かに伝わる、しかも、なんか楽しい。誰もが使えるようになると、とても役にたつコミュニケーション手段である。
(注)指文字は、1545年にスペインの修道女、ド・レオンde Leon (1520-84)が、修道院で、貴族の聾(ろう)の子供たちの教育に使用して以来、全世界に広がった。現在、使用されている日本語の指文字は、1929年に大阪市立聾学校の大曽根源助の考案したもの。
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[内容] ■16世紀の発明 指文字
・さあ、指文字をはじめよう!
・ゼスチャーはユニバーサルデザインだ
■21世紀の発明 PDA
・体験! 手話カラオケ
・21世紀、PDAが歴史を変える?
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取材協力 / UDNJ (ユニバーサルデザイン ネットワーク ジャパン) www.udnj.org/index.html
Special Thanks / 松森果林、山本美穂子、山本修、中原啓子、 南出利理、(株)ワールドパイオニア・中園秀喜(敬称略)
参考図書/『世界の手話<入門編>』(廣済堂出版)、 『耳の不自由な人の生活を知る本』(小学館) |
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